医療法人喜多岡医院
 
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空腹時採血 Fasting blood test

絶食中

どうして血液検査を受ける前は空腹でなければいけないの?

 当院に診察を受けに来られた方から、「今日は食事をしてから来たので血液検査はできません」とよく言われます。

 絶食中や空腹時に血液検査をする理由は、概ね次の3つに集約されるのではないでしょうか。

  1. 「他の検査への影響」
    人間ドックや健康診断などで、胃カメラや造影検査、腹部超音波検査などが同時にある場合、胃に食べ物が残っていると他の検査の支障になるため。
  2. 「臨床データの収集
    総合病院や大学では、他の患者さんと同じ条件で検査結果を比較し、学会発表や医学論文作成などをするため。
  3. 「食事の前後で値が変動する検査項目」
    血糖値や中性脂肪など、食事を摂ることで血中濃度が一時的に上昇する検査項目があるため。

 一般的に「空腹時採血」と言う場合、採血までに要する絶食時間はおよそ12時間以上とされています。
 例えば朝9時に採血するなら、その前日の21時までに夕食を済ませてから飲食物を摂らないようにします。

飲み物や薬も飲んではいけないの?

飲み物 医師や看護師から特に指示がなければ、水やお茶は多少なら飲んでも問題はありません。

 ジュースや牛乳、お酒などの糖分や脂質が多く含まれる飲み物の摂取は検査結果に影響を及ぼしますので、絶食の指示を受けた場合は飲まないようにしましょう。

 医師から処方された薬を普段から常用されている方(特に糖尿病の治療を受けている方)は、まず事前に医師と相談して、その判断をあおいで下さい。

 薬の服用・投与が血液検査の結果に影響することは勿論ありえますが、一時的とはいえ薬を絶ったり、あるいは空腹のまま薬を服用したりすることで、かえって健康に悪影響が出る恐れもありますので充分な注意が必要です。

それってどこの病院でもそうなの?

 当院に関しては、原則食後であっても採血可能としています。

  1. 「他の検査への影響」については人間ドックや集団検診に必要な条件で、採血のみ行うなら関係ありません。
  2. 「臨床データの収集」についても、当院では他の患者さんとの比較はしませんので問題なし。
  3. 「食事の前後で値が変動する検査項目」については少し注意が必要ですが、継続的にかかりつけて診ている患者さんなら、特に不都合はないのです。
    それどころか、むしろ食後の状態を診ておいた方が、かくれ糖尿病かくれ高中性脂肪血症などを早期に発見しやすく、患者さんにとってもメリットが大きいのです。

 空腹・絶食中でなくても、血液検査を受けましょう!

ディナー 採血当日

注意:糖負荷試験を行う時や、ピロリ菌除菌後検査がある場合などはやはり絶食が必要です。

参考リンク

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